便秘予防について

どうして便秘はおこるの?

そもそも便秘はなぜおこるのでしょうか? まずあげられるのが食物繊維の不足。食物繊維を十分にとっていれば、便は十分な柔らかさと量で腸を刺激してくれますが、不足すると便は固く量も少なくなり、便意も起こりにくくなります。またストレスも便秘を起こす原因です。腸の働きは体の機能を自動的にコントロールしている自律神経によって調節されています。この自律神経は旅行や転勤などの環境の変化、感情などに左右されやすいのです。このほか水分をしっかり取らなかったり(便が固くなる)、トイレに行くタイミングを逃してしまうといったことでも便秘になります。

予防のための栄養素

食物繊維は炭水化物の仲間ですが、体のなかで、消化・吸収されないという特徴があります。つまり血な肉になったり、エネルギーとして使われることはありません。でも、体内でとても重要役割を担っています。食物繊維は分解されずに、胃や小腸を通って大腸に送られ、その間に水をたっぷり吸収して大腸で便を柔らかくしたり、腸の活動を活発にして便秘を予防してくれるのです。食べ過ぎを防いで肥満を防止したり、大腸の有害な物質を取り除きガンなどの病気を予防する働きもあります。

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